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体温が1℃下がると、
体内では何が起こる?人間はさまざまな環境の変化に身体を順応させ、体温を一定に保ちながら生きています。では、仮に体温が一度下がるとすると、体内ではどのようなことが起こるのでしょうか。大阪府立大学名誉教授で医学博士の清水教永氏は次のように話します。「体温は免疫力と酵素の働きに深く関係しています。もし深部体温が1℃下がるとミトコンドリアへの酸素供給が上手くいかず、免疫力は約37%低下。また体内には消化系酵素と代謝系酵素が合わせて3,000種ほど存在し、生命を維持するために働いていますが、その働きが半分まで鈍ってしまうのです。」
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体温に近いあたたかさで、
コンディションを整える。平熱が低い状態である「低体温」は、精神的なやすらぎが得られにくく、身体にも疲れが残りやすくなるというデータもあります。寒さ厳しい冬だけではなく、寝苦しくてクーラーを強くしがちな夏でも、寝ているときに身体に冷えを感じて十分に休まらなかったと感じた経験がある人も多いでしょう。日常生活でリラックスして快適に過ごすために体温は非常に重要なキーワードなのです。
自らの体温を利用して保温する光電子®素材を使用したGoldwinのウエアは、「コンディショニングウエア」とも呼ばれています。着る人それぞれの体温に応じて保温することで身体のコンディションを整え、日常生活や休息時をリラックスして過ごしましょう。
健康医学の専門家・
清水教授博士に聞く
「体温」と「健康」