グリーンデザインの推進

基本的な考え方

環境の持続可能性を高め、生活者に安全で長期的にわたって役立つ製品を提供するため、環境負荷が低く再生可能な原材料を使用した製品開発を進めていきます。

GREEN IS GOOD ─ お客さまとのコミュニケーション

持続可能な社会の実現を目的に2008年から行っている環境負荷低減活動です。すべてのスポーツフィールドで「さまざまな環境に配慮する」という考えのもと、環境負荷を減少するためのアイデアを取り入れた製品開発や製造に加え、その製品の使用者であるお客さまと一緒にアクションを起こすことで、循環型社会の実現を目指してきました。「GREEN CYCLE/繰り返し使う」「GREEN MATERIAL/選んで使う」「GREENMIND/大切に使う」の3つのキーワードをもとに取り組みを進めています。関連の製品には専用の吊札を付帯し、お客さまが環境配慮型の製品である旨をご認識できるようにしています。
今後も「グリーンデザインの推進」や「ファッションロス・ゼロ」に直結するGREEN IS GOODの活動を一層強化していきます。

楽しみながら緑の地球を守る、というプログラム。
ゴールドウインは、環境に配慮した製品の開発、楽しみながら環境への負荷を減らせるようなアイデアなど、スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを、GREEN IS GOODのコンセプトのもとで展開しています。

使用後の製品を回収し、新たな製品として再生しようという「循環型リサイクルシステム」。ポリエステルやナイロン繊維製品をリサイクルすることにより、枯渇する石油資源に依存せずに繊維製品そのものを原料として循環させます。ダウンのリサイクルも実施しています。

素材を選択する際は、化石資源を使用しないこと、リサイクル素材であること、より少ない資源の利用で早く成長する植物を原料としていることなど、環境負荷を最小限に抑えたものを優先します。

お客さまに長く愛用していただくため、機能・耐久性・デザインなど、すべての面において優れた製品を提供できるよう開発を行っています。また、自社のリペア部門でのリペアサービスも推進しています。

環境に配慮した次世代新素材の共同開発

スポーツアパレルの多くは、石油を原料として製造された合成分子材料(ポリエステルやナイロンなど)を使用しています。これらの素材はその製造過程において膨大なエネルギーを消費するため、温室効果ガスを排出し、その結果大気中の二酸化炭素濃度の急激な上昇による気候変動、また、石油化学由来素材のマイクロプラスチックによる海洋汚染といった環境問題が顕在化しています。石油の枯渇が懸念されている状況において、持続可能な資源へと転換していくことは現代社会に生きる私たちにとっての大きな責任です。
このような地球規模の環境問題に挑むため、当社は2015年よりSpiberと共同で「構造タンパク質素材」の研究を進め、2015年秋には天然のクモ糸を模倣した構造タンパク質素材を用いたアウトドアジャケットのプロトタイプを発表。その後4年間かけて素材の改良を重ね、2019年には構造タンパク質素材「Brewed Protein™(ブリュード・プロテイン™)」を使用したTシャツならびにアウトドアジャケットを「THE NORTH FACE」から発売。さらに2020年には「Goldwin」から、ウールとBrewed Protein™とを混紡したセーターを発売しました。
当社はこの共同開発を通して、自然と人間の関係性について改めて見つめなおし、機能と環境性を高度に両立した全く新しい素材のあり方、製品のあり方、経済のあり方を考え続け、自然と美しく調和する未来のライフスタイルに寄り添うスポーツアパレルをデザイン、提案することによって、人類社会の持続可能な発展に大きく貢献できると信じ、研究開発に努めています。

リサイクル素材への転換促進

スポーツアパレルの多くは、石油を原料として製造されたポリエステルやナイロンなどを使用しています。枯渇していく化石燃料に頼らないリサイクル素材の転換を積極的に進めていきます。あわせて店舗では、不要となった衣類の回収を行い、限られた資源の循環利用を促進しています。

環境負荷低減副資材の活用

製品主素材での環境負荷が低い素材使用比率を高めるとともに、製品の付属パーツに関しても、今後は環境への負荷が少ない原料を使用した資材の利用を進めていきます。また、容器・包装や吊札類の削減、循環利用可能な材料の選定など、副資材の利用におけるさまざま環境負荷低減を推進していきます。