THE NORTH FACEアスリートの楢崎智亜選手がIFSC クライミング世界選手権で優勝

【IFSCクライミング世界選手権 結果】
9月17日、パリで行われたIFSC クライミング世界選手権でTHE NORTH FACEアスリートの楢崎智亜選手が、日本人として初めて優勝を飾りました。
同じく、THE NORTH FACEアスリートの野口啓代選手は3位でフィニッシュ。
おめでとうございます。
楢崎智亜 男子ボルダリング 優勝(日本人初)
野口啓代 女子ボルダリング 3位


(楢崎智亜)
「今まで日本人が誰も優勝したことがない世界選手権で自分が勝てたことは素直に嬉しいです。準決勝から気持ちを切り替えて、決勝では自分らしい登りが出来たと思います。6位スタートで気負うこともなく思いっきり登れたし、今までに経験したことのない観客の数に圧倒されることなく楽しめたし、全てがうまくいきました。
ワールドカップで年間1位をとってからは世界選手権も優勝すると言っていて準決勝のあとは無理かもと一瞬よぎったけどほんの一瞬で、“登ってやる”って気持ちだけは誰にも負けてなかったと思うので、自分のクライミングすれば勝てると思ってました。まだ優勝という実感はないけど表彰台から見えた景色は忘れないでいたいです。日本チームのサポートも力に変えることができました。応援ありがとうございました」


(野口啓代)
「前回(2014年スペイン・ヒホン)に続き、銅メダル。率直に悔しいの一言です。この世界選手権に照準を合わせ、苦手課題を重点的にトレーニングをしてきましたがまだまだ克服できず、実力不足を突きつけられた大会でした。
でも自分に足りないところがさらに明確になり、また自分が成長するために必要なものも気付けた大会でもあったので、次に向けてしっかり前を向いていきたいと思います。6度目の世界選手権ですが私にとってこれまで一番内容の濃い大会になりました。素晴らしい会場に沸く大歓声がとても気持ちよかったです。応援ありがとうございました」