PLANET

美しい自然環境を
次世代に確かに受け渡す。

美しい自然は、スポーツを行う私たちのフィールドであり、地球環境の保護に貢献し、自然との調和を図りつつ企業活動を行うことは、すべての企業に課せられた責任です。当社は「地域社会と共存できる企業を目指す」ことを環境方針の中で定め、持続的かつ積極的に、自然環境の保護に取り組んでいます。私たちは、人々がスポーツを楽しめる豊かな自然を次世代に確かに受け渡すことを誓います。

美しい自然は、スポーツを行う私たちのフィールドであり、地球環境の保護に貢献し、自然との調和を図りつつ企業活動を行うことは、すべての企業に課せられた責任です。当社は「地域社会と共存できる企業を目指す」ことを環境方針の中で定め、持続的かつ積極的に、自然環境の保護に取り組んでいます。私たちは、人々がスポーツを楽しめる豊かな自然を次世代に確かに受け渡すことを誓います。

つくる責任・使う責任

当社では、スポーツ用品メーカーとして環境のためにできることを、GREEN IS GOODのコンセプトのもとで展開。「GREEN CYCLE(繰り返し使う)」「GREEN MATERIAL(選んで使う)」「GREEN MIND(大切に使う)」をキーワードに、製品づくりから回収・再生の各段階にて、緑の地球を守るための多彩な取り組みを実践。SDGsの目標12「つくる責任つかう責任」への貢献を目指しています。

「GREEN CYCLE(繰り返し使う)」の取り組み

循環型リサイクルシステムを2018年度も継続

「GREEN CYCLE」はメーカー・ブランド、質・状態にかかわらず、服を回収し、新たな製品の原料にリサイクルする、2009年に開始した当社の取り組みです。2018年度は、全国の当社直営店58店舗(2019年3月末時点)で服の回収を実施しました。

2018年度の回収重量は前年比約33%増の3,198.5キログラムと伸長し、年々多くの方にご協力をいただいております。回収重量3,198.5キログラムは、CO2の発生量に換算すると24,052.7キログラムとなり、杉の木1,718本が1年間に吸収するCO2量に相当します(※1)。

回収した服のうち、ポリエステルやナイロン製のものは、高純度の原料に戻すケミカルリサイクル(※2)を行い、ダウンウエアは新たなダウン製品の原料とします。

※1:環境省の「3R行動見える化ツール(簡易版)」にて換算
※2:ケミカルリサイクル
化学的に処理して、石油から製造した場合と同レベルの高純度の原料にリサイクルすること。

リサイクルダウン「GREEN DOWN」を採用

2018年シーズンから、出荷する「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」ブランドの21品番のダウンアイテムの羽毛に、河田フェザーのリサイクルダウン「GREEN DOWN(グリーンダウン)」を採用しました。

当社では「GREENCYCLE」の一環として、2013年から限りある資源であるダウン(羽毛)を回収、精製し、再び新たな製品に利用することを目的とした「GREEN DOWN RECYCLE PROJECT」を、日本におけるダウンのリーディングカンパニーである河田フェザー株式会社、長谷虎紡績株式会社と協力し、開始しています。

【ダウンをリサイクルする主なメリット】
・使用後のダウンは家庭での洗濯などにより、バージンダウンと比べ初期の不純物がすでに取り除かれた状態です。これらのダウンを再び磨き上げて選別をかけることにより、良質なダウンとして再利用することができます。
・ダウンを焼却する際に発生するCO2(ダウン1kgで約1.8kgのCO2を排出)と、原産国から日本に送られる際のCO2の排出を抑えられます。
・世界的に安価な飼育日数の短い食用水鳥が増え、高級食用とされる昔ながらの水鳥は大きく減っています。その副産物としての良質なダウンの供給量が減る一方で、ダウンウエアなどの需要が増えたことによる良質な羽毛の需給アンバランスの問題を解消することができます。

不要になった学校体操着の回収を
2018年も実施

当社が企画、製造、販売を行った体操服のうち、リサイクル対応素材使用の商品を回収し、循環A型リサイクルシステムでポリエステルの原料へとリサイクルを行っています。

2012年より、リサイクルシステムに対応した学校体操着をご採用いただいている高等学校で不要になった学校体操着の回収を開始し、過去6年間で約11%を回収。2018年度は富山県内の3校にご協力いただき、54枚を回収しました。

【回収実施校】
・富山県立富山北部高等学校
・富山県立高岡工芸高等学校
・富山県立泊高等学校
上記3校に期間中、回収ボックスを設置し、卒業する高校3年生の学校体操服を回収。

リサイクルセイルを使用した海の家をオープン

当社が国内展開するブランド「HELLY HANSEN(ヘリーハンセン)」は、FMG株式会社に協力し、7月6日から8月31日の期間限定で、神奈川県葉山一色海岸に海の家「THE SAIL HUS(セイルハウス)」をオープンしました。

「THE SAIL HUS」は、屋根や備品の一部にリサイクルセイルを使用するなど、より環境に配慮した海の家を目指しています。

HELLY HANSENとFMGは、このように環境に配慮した取り組みを継続的に行い、将来的に不要になったヨットの帆のリサイクルプログラムを構築することを目指し、地球環境の保全に貢献してまいります。

「GREEN MATERIAL(選んで使う)」の取り組み

柿、ススキ、松の天然色素を、染料として利用

当社と小松精練株式会社は、共同開発した特殊な技術により、玉ねぎの外皮を用いてメリノウールを天然色素と化学染料でハイブリッド染色したスポーツ衣料の製品化に、世界で初めて成功。当社が展開する「Icebreaker(アイスブレーカー)」ブランドで、2018年1月より販売しています。

天然染色の製品は美しい反面、色落ちしやすく、従来はスポーツ衣料に用いるには難しいものでしたが、共同開発した染色技術では、色落ちしにくく、美しい色合いが楽しめます。また、廃棄される予定の原料を染料として利用することにより環境へ配慮、自然界と共生することを目指すものです。

2018年の秋から展開した同シリーズの新製品では、柿(カキ/兵庫県の柿の葉)、薄(ススキ/東京都三宅島)、松(マツ/神奈川県箱根の葉や松ぼっくり)から得た天然色素を利用しています。

「GREEN MIND(大切に使う)」の取り組み

リペアサービスを2018年も継続

当社では1978年に「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」の商品を取り扱い始めた40年前から「もし素材や製造上の欠陥が原因であれば、代金は一切いただきません。その他の場合は、適正な価格で修理いたします」というポリシーを徹底したリペアサービスを行っています。現在は、「THE NORTH FACE」をはじめとしたアウトドアブランドの製品に限らず、モーターサイクルウエア、スキーウエア、アスレウエアなども対象としています。

環境への関心の高まりなどにより、製品の使用期間は長期化する傾向にあります。それを受けて修理依頼も増加し、2004年の時点で年間3,500件程だった依頼は、2018年には13,629件と3.9倍に増えました。

【ゴールドウインテクニカルセンター】
富山県小矢部市にあるゴールドウインテクニカルセンターは、当社取扱い商品の一部生産を行えるほどの設備と技術を備え、新製品開発のほか、ザ・ノース・フェイス商品などの修理業務を担っています。

回収したシューズをケニアのランナーへ

「THE NORTH FACE(ザ・ノース・フェイス)」は、株式会社POLE POLEが運営する日本とケニアのランニングを通じた国際交流を目的とした「Run For Friendedship Project」に賛同し、2017年の9月から10月にかけてランニングシューズの回収プロジェクトを実施しました。

期間中、多くのお客様にこのプロジェクトにご賛同いただき、124足を回収することができました。株式会社POLE POLE代表の新井健一様がその中から選定し、一部のシューズを2018年2月4日、ケニアのランナーへ届けました。

海・緑の豊かさを守る

SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」、目標15「陸の豊かさも守ろう」への貢献を目指し、各事業所・店舗において周辺の清掃活動などを行っています。

ショップスタッフによるアースデイアクションを実施

アースデイ(地球の日・4月22日)は、1970年から続く、地球のため、未来のために行動する日です。当社では毎年この日の前後に、各直営店において、アースデイアクションとして環境のためにできることに取り組んでいます。

2018年も各直営店のショップスタッフによるアースデイアクションが行われました。また、4月21日・22日の2日間でグリーン電力の導入を行いました。

【活動の一例】
・THE NORTH FACE コクーンシティ店(埼玉県):近隣ランニングコース清掃ラン
・THE NORTH FACE昭島アウトドアヴィレッジ店(東京都):地域清掃(昭島駅・アウトドアヴィレッジ周辺)
・THE NORTH FACE新潟店(新潟県):信濃川周辺清掃活動
・藤井大丸(京都府)に出店している4店舗合同:鴨川遊歩道清掃活動
・THE NORTH FACE+西宮ガーデンズ店(兵庫県):六甲山系清掃トレッキング
・THE NORTH FACE+松山店(愛媛県):城山清掃登山